Wednesday, 18 June 2014

憲法9条の議論について思うこと

自動販売機

星新一が読者に短編集を公募したショートショートの広場という本があって、私の記憶が正しければそのなかに自動販売機というようなタイトルの短編があったはずです。
ある日神様(それかそのような絶対的な存在)がある街に幸福がもらえるという自販機をプレゼントする。ところがお金を払っても待てど暮らせど何も起きないので怒った住民達がこれを壊してしまう。とたんに犯罪や戦争に巻き込まれその街は崩壊していまうのである。住民達は気付く、自動販売機は防ぐという形で幸せを提供していたのである。

着こなせないトップモード

9条もこれと似たようなもので、持っていることの恩恵は気づきにくいけれども、やられてもやり返さないという態度を周辺諸国に提示することがこれまで様々な形で私達の平和を保障してきてくれたのではないでしょうか?9条が改正されたら、それを理由にして周辺諸国によるそれまでは許されなかったような怪しい動きも許されてしまいそうです。


中国の揺さぶり

私は中国政府や日本政府はそれを暗に知っていて、特に中国は分かった上で不穏な動きをして私達が過剰な反応をして、それを理由に次の手を打って来るような気がしています。現自民党政府もパラダイス鎖国が揺さぶられて国民が周辺国との境界問題について敏感に反応しているのをよく観察して今が最初の最後の改正のチャンスと見ているようです。過去の反省の教育って重要なもので、日本は以前欧米の帝国主義化や共産圏の拡大に反応して軍国主義に突入しました。こちらが武器を手に取れば必ずだれかがそれを逆手に取るでしょう。

国としてのプライドを測るナショナリズムは国力が下がれば必ず台頭してきます。注意しましょう。